さてさて、やはり悩むのが役員報酬額の設定ですかね。
「そんなのMAXでもらえばいいじゃん」
ってご意見もありそうですよね。
それもそれでよろしいのではないかとも思います。
今回は、そんな設定の難しい役員報酬について解説していきます。
【ケース1】 役員報酬をMAXで設定した場合
これは年商が毎年固定の場合しか難しいと思いますが、
年商額をそのまま役員報酬としてしまう場合です。
とすると
年商1000万、役員報酬1000万、経費0円、利益0円とした場合で解説します。
そうなると税金は法人税0円、法人住民税7万円となります。
あとは役員報酬をもらった人が給与所得となり、
サラリーマンと同様に社会保険と税金がかかります。
「これでいいじゃん!なんら問題ない!」と思った方、
念のため最後まで読んでくださいね。
【ケース2】 役員報酬をMIN(今回は82999円)で設定した場合
年商1000万、役員報酬90万、経費0円、利益910万とした場合で解説します。
そうなると利益910万に対して、約30%の法人税約270万、法人住民税7万となりますね。
あとは役員報酬をもらった人が給与所得となり、
サラリーマンと同様に社会保険と税金がかかります。
「これでいいじゃん!なんら問題ない!」と思った方、
念のため最後まで読んでくださいね。
【ケース3】 役員報酬をMIN(今回は82999円)で設定した場合 その2
年商1000万、役員報酬90万、経費910万円、利益0万とした場合で解説します。
そうなると税金は法人税0円、法人住民税7万円となります。
あとは役員報酬をもらった人が給与所得となり、
サラリーマンと同様に社会保険と税金がかかります。
ここでケース2との違いは経費910万円です。
経費って事業で何をやるにもかかりますよね。
代表的な例で社用車で解説します。
経費910万円の内訳が社用車500万、交際費410万だとしたら
いかがでしょうか?
ここまでの情報をもとに自社の内容と照らし合わせてみてください。
さて、どうするのが一番お得なのかを・・・
以上です。
参考になったらうれしいです。